トマーシュ・ネトピル指揮プラハ放送響のヤナーチェク「グラゴルミサ」
https://play.google.com/music/m/B3np3sjr4jos66drnw2p6yatl54?t=Glagolitic_Mass_The_Eternal_Gospel_-_Prague_Radio_Symphony_Orchestra
この曲はヤナーチェクの曲の中でもワシは一番好きな曲やから色んな演奏聴いてきたけど、これは今のとこコイサーやね!
暗め重め遅めの演奏が多い中、テンポ的にはめちゃサクサク行く。でもそれがヤナーチェクの独自の同じモチーフの繰り返しで曲を構築していくやり方にうまくハマってて緊迫感を出しまくり!狂気的な感じがナイス過ぎる!!
アルバン・ベルクかなんか聴いとる気になってくる程ヤバさ全開w
しかも盛り上げといてさっと別の部分に移行した時は柔和な感じになったりと、一辺倒にならない演出も素晴らしい。
またこの人も最近の若手らしく、各フレーズの歌わせ方の芸が細かい!
一例を挙げるとクレドの最初のとこ。低弦のフレーズとか重々しくずっと同じ調子で弾かれることが多いけど、スタカート強調で最初弱く入って途中膨らまして、最後また弱くで、悲しげな合唱がヤバいコードでグワッと入ってくるとこなんざ〜「おおっ、コレや!!」とビビりましたで〜!
最後の1曲手前のオルガンソロ曲もナイスな演奏やな〜、狂気じみててしかも荘厳。
弾いとるやつひょっとしてデスラー総統ちゃうか?