マーラー交響曲第8番/ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団

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SACDのマルチチャンネルで聴きたいと思てたマーラー交響曲第8番を中古CD屋をディグってて発見(*゚∀゚)

ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団の演奏。ケント・ナガノベルリンフィルとのメシアントゥーランガリラ交響曲での美しくカッチョええちょー名演があるので、内容にも期待大!やったけど、期待に違わずサイコーの演奏やった!

第1楽章はアレグロ・インペトゥオーソ (急速なアレグロ)っちゅー指示のわりに堂々と遅い感じの演奏が多いんやけど、今まで聴いたやつでコレや!っちゅー速さのはラトル指揮の演奏位やったけど、このナガノのやつも速くてナイスな開始!

その後もこの入り組んだ多声音楽の極みみたいな曲を、どの声部も明快に表現しとるし、速いだけやなくじっくりやるところはテンポも落とすし、メリハリがあってナイス!
あと1000人前後でブチかまされる全合奏も非常に透明感ある響きでびっくりやで( ゜o゜)

楽章最後の金管のバンダが入る所はマルチチャンネルの威力で、自分の後ろから音が聴こえてきてオオーッてなったw

第2楽章は長いし聴いとると途中どうしたってダレてくるとこがあるんやけど、第1楽章と違って遅めのテンポが基調のわりには、フレーズの歌わせ方とか響きの美しさのせいか集中して聴けたなー。

そして最後の神秘の合唱のとこ、最弱音から最強音までの盛り上げ方が絶妙でホンマに感動的ですわ!
ここでも金管のバンダが後ろから加わって来るんやけど、全方向からの音響に包まれると、まるで天国の門が開いたかの様な陶酔感に浸れますぜー(  ̄▽ ̄)

ようつべにはその神秘の合唱の所だけ上がってたんで、興味ある方は聴いてみてやー